「アプリ」と「Webアプリ」開発費が全然違う
2018-10-27
「アプリ」の開発依頼
「アプリ」を開発したいというご依頼をよく受けます。その際に必ず確認しているのがお客様の言う「アプリ」とは何を指しているか?です。
例えば次のような相談があります。
- タブレットで診断に回答してもらい結果を集計したい
- スマホでとった写真をアップロードしてその位置情報を取得し地図にプロットしたい
- 出張先からスマホで経費を申請したい
れらは全て「アプリ」ではなく「Webアプリ」で制作可能です。
アプリとWebアプリの違いは
- アプリ:AppStoreやPlayストアからダウンロードしてインストールして使う
- Webアプリ:Webブラウザで動作しインストール不要
Webアプリのほうが開発費が安い・更新しやすい
アプリとWebアプリとでは技術的な違いから作成費が異なり、Webアプリのほうが2〜5倍程度安く作成することが可能です。
アプリの開発費がWebアプリに比べて高くなる理由は次のとおりです。
- 異なるOS及びバージョン対応が必要
- 異なる画面サイズへの対応が必要
- プログラムの更新に作業に手間がかかる
また、Webアプリの開発費がアプリに比べて安くなる理由は次のとおりです。
- OSの違いによる対応が少ない
- 画面サイズの違いに対する対応がしやすい(レスポンシブ)
- プログラムの更新が容易
アプリが必要なケース
実際にストアからダウンロードするアプリも中でWebページを開いているケースが多々あります。
スマホやタブレットのアプリが必要なケースは
- ネットワークの接続がない環境で利用したい場合
- 歩数を計測するなどの傾きセンサーやGPSセンサーなど端末特有の情報を使う場合
- カメラの制御やバイブレーション機能、アドレス帳へのアクセスなど端末の機能にアクセスしたい場合
- ゲームなどのような複雑なアニメーション制御が必要な場合
などです。「アプリが作りたい」と思った際はインストールして利用するアプリが必要か、Webアプリで十分か、一度検討してみてください。制作費を安く抑えられるケースがあります。